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2010年6月 5日 (土)

CD販売数の推移を見て考える

あちらこちらで,CDの売れない時代と聞きます.

T-TOCレコードの代表も,その様に話されていました.また,CDをレコード会社が売る時代ではないとのご意見もうかがいました.

スイングジャーナル休刊もそれに関係ないとは言えないでしょう.

とりあえずネットで収集したデータを紹介します.

Recordssales

これは日本レコード協会のHPに提供されている国内の各種音楽ソフトの販売枚数の数字をグラフにしたものです.合計の値は,シングルレコード(EP)やシングルCDを0.5枚として合計したものです.

1950年代後半にSPレコードからLPレコードに置き換わり,1980年代半ばにレコードからCDに置き換わりましたが,販売枚数は1960年以降,1998年まで一様に上昇しました.それ以後,CDの販売間数は減少を始め,ビデオが少し増えてはいるものの合計数は低下しています.

ネットで,この様なグラフを見つけました.

1973年以降のアメリカでの各種媒体販売金額のようです.

これによると,1973年以降,CD売り上げがピークの1999年まで,媒体が変わりながら増加し,更にCDの登場は,新たな市場も開拓してきたようです.しかし,1999年以後,CDの売り上げは減少に転じ,ネットでのダウンロードが増えてはいるものの,CDの減少を埋めるほどにはないと読み取れます.

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2000年以降,音楽ソフトの販売が減少している背景に,映像ソフトの普及があるのではないでしょうか.上のグラフのビデオの販売本数の増加にも示されています.これは,音楽を映像付きで楽しむようになったこともあるかもしれませんが,それよりも,映像を楽しむハードの普及が進み,人々が音楽だけを聴くということをしなくなったと言うことだと思います.私の友人も車では音楽を聴きますが家ではDVDと言います.車でDVDを見る不届きものもいるようです.

家で音楽を聴くという習慣は無くなってしまうのでしょうか.音楽は映像ソフトの一部になってしまうのでしょうか.昨夜,某バーに出かけましたが,カウンターで脇に座った以前からの知り合いの同世代の方が,我々の背中の方で歌っているライブの歌を聴きながら,見ない方が良いよねと,おっしゃっていました.全く同感です.音楽は聴くものです.

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