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2007年9月14日 (金)

ワークショップ Artistic Jazz Workshop のこと

1970年代後半は,山口百恵,桜田淳子,キャンディーズ,ピンクレディー.それまで支持を受けていたフォークソングに置き換わるように,ニューミュージック,竹内マリア,荒井由美,山下達郎等が現れました.外国ものでは,ビートルズの時代が終わった頃です.

その頃私がが聴いて,ドキドキしたのがデオダート.今も似たようなものがありますが,当時,4チャンネルステレオというのが少しだけ流行っていて,そのシステムがあったお金持ちの友達の家で聴いたデオダートのパーカッションが4方向から聞こえてきたのは,多感な高校生の私には実に興奮する体験でした.また,富田勲さんがドビュッシーのピアノ曲やホルストの惑星をシンセサイザーで演奏したのもこの頃ですね.シンセサイザーなので,今,ここで自分の耳に届いている音が,初めて空気を振るわせる”音”だと言うことに妙に興奮しました.そして,プレーヤが何をやっているのかよく分かりませんでしたが,何か包容力を感じて興味を覚えたjazz.それから”クロスオーバー”.印象に残るのはクルセイダーズで,多分,サンボーンはいたと思いますが,貞夫さんはまだフュージョンをやってなかったと思います.

同世代の方は共感してくれたかと思いますが,そんな音楽環境の時代,私が,サックスでジャズをやろうとしたのはそんな頃で,デクスターゴードンのウエイブをが記憶に残る一曲です.この演奏に関して,その後しばらく経って,レコード屋でその演奏を探しましたが見つかりません.もしかするとデクスターゴードンではなかったのかもしれませんね.

その頃はレコードを,客のリクエストに応じて大音量でかけるジャズ喫茶がそこここにあり,私は宇都宮の泉町にあったグルービーGroovyでアルバイトをしていました.店は雑居(風俗?)ビルの4階で全く窓がなく,レコード室に2台のプレーヤとレコードがぎっしりの棚があります.メニューはコーヒーとピーナツが中心.他にビールやウイスキーもありましたね.そうそう,いつもアイスボックスに氷の大きな固まりを,手を突き刺しながらアイスピックで砕いていました.Groovy

グルービーでは週1回ライブが催され,メンバーは皆んな地元のミュージシャンでしたが,客は結構入っていたと思います.日常的にジャズの演奏を聴きに行こうという客はこのころの方が多かった気がします.世の中にカラオケはなく,終演間近のキャバレーがあり,グルービーにもミュージシャンが顔を出していました.彼らの演奏の合間に,毎回何曲かずつ,私を含むユニバーシアード(学生)バンドが演奏させてもらいました.このころのユニバーシアードメンバーは,亀和田國彦as,山崎 拓司tp,関 晴民pf,須藤健一cb,森内裕之ds.この頃の演奏曲は,おそらく,Fのブルース,枯葉に始まり次はMaden VoyageやEye of Hurricane等.おそらく学生が好んでやりそうな曲をやっていたと思います.

その後,一部のメンバーが替わり,現在の”ワークショップ”メンバーは,亀和田國彦as,内部 真tp,野中利香pf,岩見達也cb,森内裕之ds.

山崎君はその後奨学金を得てボストンのバークリー音楽院を修了しプロミュージシャンに,須藤はニューヨークで地元の女性と結婚し観光関連の仕事に就き,関さんは青森に帰って開業医になりました.各種才能に恵まれなかった亀和田と森内は,グルービーから近代人へと西に100m程度移動したものの,相変わらず宇都宮の泉町をホームグラウンドとしています.

宇都宮ジャズの”やや昔話”は,機会を変えて,もう少し致しましょう.

つづく

Artisticjazzworkshop

@ Big Apple,左から,野中利香pf,亀和田國彦as,阿久津典計g,森内裕之ds,内部 真tp,岩見達也cb

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Artistic Jazz Workshop演奏スケジュール

  • 第一水曜日:インダルスドリーム/宇都宮 東宿郷
  • 第四日曜日:近代人/宇都宮 泉町

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コメント

はじめまして。30年前(笑)高校生の頃に、やはりそちらでアルバイトをされていた杉山さんを慕って(笑)、時々お邪魔していました。直井さんが亡くなられたと言う記事も読ませていただき、びっくりしました。こちらの日記で、リンク記事を書かせていただきたいのですが、いかがでしょうか?
outlookを使っていないので、メールが送れず、コメント欄から失礼いたします。

投稿: sally | 2009年5月31日 (日) 23時59分

sallyさん,コメントありがとうございます.
リンク記事がいかなるものか理解していませんが,どうぞご自由に.

投稿: Kmesada | 2009年6月 1日 (月) 05時23分

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